カウンセラー プロフィール

岸原千雅子(きしはら・ちかこ)
prof
臨床心理士、公認心理師

「オーナー・コーチング®️」コーチ

ファミリービジネス・アドバイザー資格認定保持者

交渉アナリスト1級 日本交渉協会認定

相続アドバイザー協議会認定会員

英国IFA認定アロマセラピスト

お茶の水女子大学卒業(文教育学部)

認定プロセスワーク2ndトレーニング教師

日本ホリスティック医学協会顧問

日本トランスパーソナル学会理事

株式会社インテグリティ 代表取締役
一般社団法人ファミリービジネス支援センター 代表理事

☆各種家族療法の知見を取り入れ、カップル・セラピー、ファミリー・セラピーの実践に長年取り組んでいます。

☆また、
・心療内科(赤坂溜池クリニック)での15年にわたるカウンセリング
・小・中学校、看護学校でのスクールカウンセリング
・がん患者と家族のためのカウンセリング(vol-next)
・医学・心理学関連の、編集・ライティングの経験
などを活かし、医療機関や学校との連携、家族や子どもの支援、患者と家族の支援なども広く行っています。

《著書》

単著
『ホリスティック医療のすすめ』(日本実業出版社)

共著
『臨床心理士の基礎研修』(創元社)
『本当の事業承継』(生産性出版)
『人生にいかすカウンセリング』(有斐閣)
「The Tao of Conflict Resolution in Family Business」(FFI Practitioner article, 2021) 他

《開業支援について》

心理療法家をはじめ、支援の専門家の方々向けに、開業支援を行っています。
丁寧に寄り添い、ご一緒に考えながら、あなたならではのオーダーメイドでオンリーワンの開業について紐解き、その成功を応援します。

カウンセラー、コーチやアドバイザー、コンサルタント、看護や介護、福祉関係の専門家といった方々にもご利用いただけます。

《ファミリービジネスの心理支援について》

ファミリービジネス(家族経営企業)のご家族に特有の、以下のような心理支援を行っています。

・家族の円滑なコミュニケーションを図りたい
・ファミリー間の心理的な葛藤や紛争状況を解決したい
・事業承継にまつわる行き違いやトラブルの対処
・オーナーの心の悩み
・後継者世代の心の悩み
・先代と次世代、現社長と後継者の間の、関係改善
・家族メンバーそれぞれの自己実現の応援
・家族会議やファミリーミーティング開催の支援

《その他の支援について》

・相続にまつわる家族関係の修復・改善、および心理的な支援
・離婚や結婚にまつわる心理的な支援
・子育てや子どもに関する悩みの支援

☆「アルケミア」とは

「アルケミアAlchemia」という言葉は、この相談室を開設した2002年当初、「錬金術Alchemy(アルケミー)」の女神をイメージして、オリジナルに作った造語です。

アテナ、ヘラ、モイラといったギリシア神話の女神たちの名にならい、語尾にaを加え、Alchemy+a→Alchemia(アルケミア、錬金術の女神)という言葉が生まれました。

アロマテラピーで用いる精油は、かつて錬金術師たちが「不老不死の妙薬」を求め、植物を蒸留することで、生まれたものです。また精油に含まれる、数十から数百に及ぶ香りの成分も、すべて植物が自らの体内で、「水」と「二酸化炭素」という単純な物質を原材料に、作り出したもの。植物自身にも、そんな不思議な錬金術の技が備わっているのです。

一方、心理学者のユングは、心の変容過程を「錬金術」のメタファーで説明しました。錬金術の目的は、「鉛」を「黄金」へと変容させること。一見「鉛」とも思える心の悩みや問題を錬金術のフラスコに入れ、セラピストとともに面接室の中で大切に温めていく中で、悩みや問題はやがて、人生を深く納得して生きるための「黄金」へと変容していく、と考えたのです。

こころやからだの悩みや苦しみが、「黄金」へと変容していくことを願い、「錬金術」の女神に祈りを捧げるような気持ちで、日々、心理療法&アロマテラピーの臨床を行っています。

《プロセスワーク「第二の(2nd)トレーニング」とは》

日本で初めて、プロセスワーク「第二のトレーニング」ティーチャーの認定を受けました。

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☆プロセスワーク(プロセス指向心理学)は、ユング派分析家であるアーノルド・ミンデル博士が生み出した、実践的な心理療法。個人のこころのみならず、人間関係の悩み、身体症状や病、グループや組織との取り組み、など、幅広い領域に応用されます。また、夢や深層の次元にアクセスする具体的な手法も多くあり、ホリスティックで奥の深い知恵にあふれます。

☆プロセスワークの実践には、大きく2つの流れがあります。

1.ハード・スキル(第一のトレーニング)

プロセスを見抜き、ワークを行う上での、具体的な技術や理論に習熟する。
たとえば、いま起きている体験からシグナルを読み取り、1次プロセス・2次プロセス・エッジといったプロセス構造を分析する、など。

2.ソフト・スキル(第二のトレーニング)

具体的な技法の背後にある、私たちの存在やこころの多次元性・多様性を理解し、扱うための、意識の使い方に関するトレーニング。
アーノルド(アーニー)・ミンデルのパートナーである、エイミー・ミンデルが提唱した「メタスキル(個々の具体的な技法をこえた、背後にある姿勢のようなもの)」、近年アーニーの関心テーマである「プロセス・マインド」や「システム・マインド」(プロセスの背後にある、時空間を超えた知性)といったものを中心に扱いながら、アウエアネスを鍛えます。
また、その人オリジナルな持ち味を生かした、多次元的な自己実現を応援します。